成人(大人の)矯正について

成人矯正とは、大人になってから行う矯正治療のことです。矯正治療は、子供の頃に治療を行った方がメリットや治療のしやすさ等がありますが、特に年齢制限がある訳ではないので、大人になってから矯正治療を行う人も大勢います。

小児矯正と成人矯正の主な違いは、歯の移動に時間がかかる事や外科的矯正治療が必要になる事等が挙げられます。

矯正治療は、矯正装置を使用して歯を少しずつ移動させて悪い歯並びを理想の歯並びへと矯正しますが、大人の歯は子供の歯に比べて、歯の移動速度が遅い為に小児矯正の治療期間に対して成人矯正の治療期間は長くなる事があります。
小児矯正は、永久歯が生え変わる頃に矯正治療を行う為に、成長に合わせて顎の位置や骨を矯正していく事が出来ますが、大人の場合は外科手術によっての矯正治療を行う必要がある場合があります。
しかし、歯や顎の成長がほとんど終わっている為に治療計画を立てやすいという利点もあります。

大人になってから矯正治療を行う場合は、審美面等の外見的な理由が多い様です。子供の頃に矯正治療を受ける場合は、本人の希望より親等の希望で行う事が多いですが、成人矯正は、子供の頃からのコンプレックスである出っ歯や八重歯、受け口等を大人になってから自身の意思で治療したいというケースがよくあります。

大人になってからの矯正治療には、接客業等の仕事の都合で、矯正治療はしたいけど口元が目立つ治療はしたくない、という場合もあるでしょう。しかし現在の矯正装置は実に様々な種類があり、昔の様に目立つ様な矯正装置だけではないので、安心して矯正治療を行う事が出来ます。

仕事で忙しい場合でも、治療期間自体は数年に及ぶ等、長期に渡る場合もありますが、通院回数自体は月に1回程度と、頻繁に通う必要はないので、治療を行う事は十分に可能でしょう。

転勤や長期出張が多い仕事でも、きちんと対応してくれる矯正歯科があるので、転勤や出張等の予定がある場合は担当医に前もって相談しておきましょう。2~3ヶ月程の出張であれば、転院する必要はありません。
国立大学病院に通院している場合で、転院先も国立大学病院であれば治療費はそのまま引き継がれます。
開業医の場合は医院によって様々なので、良い対応をしてくれる歯科医院を探しましょう。