矯正歯科のリスク

歯科矯正治療のリスクと副作用

矯正歯科治療を進めていく上で、患者側にも治療に関する知識は必要なようです。治療を進める間、歯を守るのは患者自身になります。きれいで健康的な歯ならびや笑顔になることは大きなメリットがありますね。矯正歯科治療のリスクを知ることで治療をスムーズにそして良い結果を生み、その大きなメリットを手にするために下記項目を理解しておきましょう。

□歯痛

矯正装置を装着した日から7日間程度は、装置の不快感や食事の際などに歯痛を感じることがあるようです。痛みは歯が動く正常な反応であり数日経てば慣れてくるようですが、症状によっては鎮痛剤を服用することもできます。長期間に及び痛みが伴う場合は、歯医者さんへ申し出ましょう。

 □むし歯、歯周病、初期むし歯の脱灰(だっかい)

治療中は装置を装着しているため歯磨きがしづらくなります。できるだけ間食を避けたり、食後の歯磨きを徹底するなどし、口腔内のプラークを取り除き衛生状態を心がけましょう。むし歯などが見つかった場合は、一旦装置を外しメンテナンスを優先させるようです。そうなれば治療の期間は延びてしまうので、日頃から歯をしっかりと磨き口腔内の衛生管理をしましょう。

 □歯髄炎(しずいえん)

歯の移動中に歯の神経がしみ、痛みを伴う時もありますが、数日で治るようです。他にもしみる原因はあるようで、稀に歯が失活し変色することもあるようです。

 □口内炎

口唇・舌・頬粘膜などにできることがあり、塗り薬や装置をカバーするワックスで対処するようです。悪化してしまった場合は追加の塗り薬やワックスを処方してもらうと良いようです。

 □歯根吸収

歯を動かすと歯根が吸収して短くなることがあるようですが、健康な条件が整って起こる場合は問題ないようです。ただ口腔衛生が充分でないと歯茎がやせて下がったり、歯周病を引き起こしたりし歯の寿命に影響を及ぼすこともあるようです。

 □歯肉退縮、ブラックトライアングル

元々歯周病だったりその他の理由で歯肉が下がっていると、歯を動かすことでさらに歯肉が下がり歯根が露出することがあるようです。治療が進んで重なってる歯がきれいにならんでくると歯肉と両隣の歯との間に三角形のブラックトライアングルと言われる隙間ができることもあるようです。ブラックトライアングルは歯肉が下がったように見えるが、正常な歯ならびになっているので問題ないようです。

 □顎関節症

治療中に口が開けにくい開口障害・頭痛・耳鳴り・筋の硬直・顎の痛み・顎関節から音が鳴るなど、顎関節症の症状が出る場合があるようです。顎関節症と矯正治療との相関性はないようですが、ストレスなどでも発症するようなのでお気をつけください。

 □顎の外科処置

顎が上下にズレたり成長発育に伴うかみ合わせや歯ならびの不調和、また治療中患者側の協力が得られないなどの場合は、矯正歯科治療のみだけではなく外科処置を併用するようです。

 □発音障害

裏側から装置を装着した際などに、サ行・タ行・ラ行が話しづらくなったりするようです。治療中に慣れていくみたいのなであまり心配する必要はなさそうです。

 □抜歯について

歯と顎のバランスが取れない場合は抜歯を選択することもあるようです。治療後に親知らずが生えデコボコになる可能性もあるようなので、その場合はまだ萌出していない親知らずを抜歯することを勧められるかもしれません。親知らずの他には処置歯や問題のある歯を抜歯するようですが、健康歯を抜歯する場合もあるようです。

 □歯の咬耗(こうもう)とエナメルクラック

装置装着後に装置と歯が一時的に強く接触してしまうことがあり、ごく稀に歯の一部がすり減る咬耗があるようです。咬耗は日頃の日常においても食事やかみ締めなどが原因でも起こり得ることのようです。逆に装置を外す時には、歯の表面のエナメル質にクラックと呼ばれる微小な亀裂が入ったり、被せ物の一部が損傷するなどの可能性もあるようです。

 □矯正治療の限界

稀に歯が骨と癒着し歯が動かないことがあるようで、その場合は歯と骨を引き剥がす処置をするようです。またごく稀に歯を動かすと神経が障害を受け壊死することもあるようです。骨格の不調和や歯の大きさの違いから完璧なかみ合わせを作れない、顎口腔機能に悪影響を及ぼすなどと判断された場合は矯正治療が出来ない可能性もあるようです。

 □矯正治療期間

歯の動くスピードは個人差があるため、当初予定していた治療計画よりも治療期間が延長することもあるようです。装置や顎間ゴムの使用状況や定期的な通院など矯正治療には患者側の協力が不可欠です。その協力が著しく乏しかったりする場合も、治療期間に大きな影響を及ぼすようです。

 □後戻り

治療後に歯は元の位置に戻ろうとする傾向があるので、保定装置を歯医者さんの指示通りに使用しましょう。保定装置はきれいな歯ならびを保つためにとても大切で、一般的には2〜3年の期間を設けられているようです。保定装置を使用しても舌や口唇の癖・鼻咽喉疾患・歯周病・顎の成長異常などによる歯ぎしりや口呼吸などにより後戻りする可能性もあるようです。

 まとめ

矯正歯科治療のリスクを知った上で治療に進むのとそうでないとには大きな差が生じます。少しでも理解をし、矯正治療を良い結果に導きましょう。

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