矯正歯科治療中のアドバイス

治療中の痛みについて

「我慢せずにまずはご相談!」

歯の動く痛み

矯正治療は、まったく痛みのない治療ではありませんが、常に痛みを感じるわけではありません。とくに矯正装置を付けたばかりの時、ワイヤーを調整した時などに痛みを感じやすいですが、これは歯に圧力をかけることで、歯が少しずつ動いていくためです。虫歯のようにしみるような痛みではありませんし、徐々にその痛みも弱まるかと思いますのでご安心ください。

装置が口内に当たって起こる痛み

現在の矯正装置は、口内に触れても違和感の少ない設計へと改良が進んでおりますが、矯正装置が頬の内側や下に触れて、口内に炎症が起き、痛みを感じることもあります。そのような場合は、矯正用のワックスをつけて摩擦を緩和する、または装置やワイヤーの調整が必要な場合もあります。

歯磨きの仕方

「矯正治療中の歯磨きは念入りに!」
矯正治療中は、虫歯や歯周病にならないように、正しい歯磨きをすることが大切です。とくに表側矯正・裏側矯正は、歯に装置が接着しているうえ、ワイヤーが通してありますので、食べ物が挟まりやすい、歯ブラシが届きにくいなど通常の口内環境と大きく異なります。そのため、歯ブラシの動かし方、歯ブラシを当てる力の加減、磨く方向など、装置の周りやワイヤーの下などを中心に歯磨きの仕方について指導していきます。毎日実践し、口内を清潔に保つことを常に心がけていきましょう。

通院について

「治療計画をもとに定期的な通院を!」
治療計画に沿ってスムーズに治療を進めていくには、「定期的な通院」が必須となります。通院の頻度は、装置によって異なりますが、およそ1ヵ月に1度です。通院の間隔があいてしまったりすることのないよう、事前に無理のない治療計画を立てていきましょう。万が一、通院できない期間が発生してしまう場合、なるべく早めにご連絡ください。患者さまの矯正治療がよりよい治療結果となるよう、サポートさせていただきます。

治療後の後戻り

「矯正装置が外れたら、完了!ではありません。」 歯は、時間をかけて正しい位置へと動かしても、元の位置に戻ろうとする力が働いてしまいます。(これを後戻りといいます。)そのため、歯をしっかりと安定させるために保定装置を装着する期間が必要となります。その期間は患者さまによって異なりますが、およそ2年程です。歯を動かすわけではないので痛みもなく、装置自体も簡易的なものとなりますので、それまでの矯正治療に比べ、患者さまへの負担は軽くなります。経過観察を行なうため、定期的にご来院ください。